久しぶりにタブレットからTwitterをはじめとしたSNSをじっくり見る機会がありました。
パソコンよりも距離が近いからか、スマホなど手元の端末で見るとやっぱりじっくり見てしまうもので。
パソコンだから見る時は片手間やながら作業で見ることができるのですが、お久しぶりに見てみると、結構違和感やこれは疲れてくるなーといった具合に気づきやすい。
そんなわけで、今回は起こりやすいSNS疲れに対しての改めての対策です。
SNS疲れの起こりやすいポイント
トレンドが表示されてしまう
検索画面などでトレンドが勝手に表示されてしまう。
そのため、ノーガードで見たくもない暗いニュースを見ることになってしまったりする。
興味のない、目に入れたくない情報というものが勝手に入ってきてしまうというのは困りものです。
対処法:別言語に切り替える
トレンド画面の歯車ボタンから表示する言語を切り替えることができます。
好きな国にするもよし、全く理解できない言語のどこかの国にするもよしです。
(メッセージ・無意識問わず)要求が多い
SNSだけでなく、TVCMや電車に貼ってある広告などでも思いますが、広告によるメッセージは実はものすごく多い。
人間は要求されると疲れてしまいます。
当たり前のように貼られている広告は「これを見て欲しい」「これを買ってほしい」というメッセージが込められています。
デザインする側としては、目立つように・メッセージが伝わるように作るわけなので、意図する側の気持ちというのも非常に分かるのですが…!
求めていない者にとっては、もう無条件に鬱陶しいことこの上ないわけですね。
存在するだけで疲れる。
消費社会の限界と言いますか、もうそういう時代にきていると思います。
広告の表示に関しては、広告ブロックのブラウザを導入するなどの方法があるにはあります。

数字や主語が大きい
オーバーに語るのはインターネットなどではあるあるですね。
すぐ数字を盛って大きくして話したりする。
「100万回〇〇した~」とか、「全人類見て」とか。
オタクあるある、慣用句みたいなところがあります。深い意味はなくてもね。
最初のうちは笑って見ていられるのですが、段々「何言ってんだこいつ」となってくることもある。
本当はそこまでじゃないんだろうとか、「お金払わせて」などと言ってるけど、本当に払うかは別問題だろうといった具合ですね。
そんな風に目くじら立ってきたら、アプリやウィンドウを閉じる頃合いです。
他人と比べてしまう
人と比べてしまうことは本当にSNSあるあるです。
もしかしたら、これが一番辛いのかもしれない。
これに関しても、どのように対処するか・どのように感じるは本当に人それぞれだと思います。
新規アカウントでもレベル1スタートとは限らない
作ったばかりのアカウントでフォロワーがものすごく多かったり、いいねやリツイートがとても多い場合ってありますね。
でも、新規アカウントでたくさん評価されていたとしても、中の人がレベル1…本当にはじめてからのスタートとかって言われると全くそんなことはない。
むしろインターネット上で気軽にアカウントを作って新しく名乗りはじめることができるからこそ、レベル1スタートの人って全然いない。
「そのアカウントの中にいるのは熟達したプロである」ぐらいに思っておくと、精神衛生上良いかもしれませんね。
相手が強いんじゃ仕方ねぇな!ということで。
数字を非表示にする工夫
数字が気にかかってしまう場合。
数字を非表示にすることが対処法になってきます。
できるだけ表示をさせないようにする工夫として、「おだやかツイッター」などの拡張機能などを探してみるとあるかもしれません。
ご利用のアプリやブラウザに合わせて導入してみるといいかもしれませんね。
数字に囚われてしまうなら、あえて数字以外の判断基準を持ってみる
これはある程度自力でのコントロールが必要になってくる方法ですが。
どうしても数字にとらわれて、そこに価値基準が入ってしまうなぁと自覚したならば。
数字を気にする自分を認めた上で、あえて数字じゃないものを基準にする。
この人はいいねやリツイートが全然伸びてないけど、ここはすごい好きだなぁとか、そういうもっと評価されるべきものを見つけてみる。
いいものを発掘したぞ~という気持ちになる。
もし余裕があったら応援もしてみる。
そういう楽しみ方もありなんじゃないかなと思います。
おわりに:本来は気分が落ちるものを見る必要はない
人間が開発したものって、本来は人間が幸せになるための存在であるはずです。
もしSNSを見て気分が悪い・かえって落ち込んでしまうというのなら、本当ならば見なくていいはずのこと。
でも見なくていいという判断をできないのは、習慣による依存であったり、目の前にあるもの全部を食べなければならない…残さず食べましょう精神みたいなのがあったりする。
でも食べ物で例えるなら、自分がアレルギーを起こすものや、ちょっと異臭がするものを口にするのはおかしいわけです。
そういう時は素直に距離を置いて、何よりも自分を大事にしていきましょう。

