方向音痴にならないためのコツ

ライフハック

今回の話は方向音痴にならないためのコツについて。

一定数いる方向音痴。自分はそうでなくても周囲に何人かそういう方がいるのではないでしょうか。
方向音痴と一言で言っても、全く地図が読めないタイプ、目的地にたどり着けるけど時間がかかるタイプ、迷うのはゲームの中だけの人など…色々とタイプは違います。

でも目的地にたどり着くのに何分前に出ようと計算しても、迷う分を加算したり、そもそもたどり着く時間が不正確になるのはちょっと不便なところ。
ナビ以外にもなにかできる対策はないものかというのはちょっと考えてみます。

原因を知る:迷ってしまう時どういう行動をしているか?

人の流れにそのままついていってしまう

特に都会など人の多いところでありがちな、流れに沿ってそのままなんとなーく歩いてしまうパターン。

自分の目的地が駅から降りて大多数の人が明らかに向かうような所だと確信があるならばいいんですけども…実際そうとも限らないので、気がついたら人の波に乗って違うところに行ってしまう。

実際にこういうことが起きた時に、何故ついていってしまったんだと尋ねたところ「人がそっちに行っていたから」と素直な答えが返ってきました。
ついていっちゃう人は素直な人かもしれません。でも目的地まで一緒かは疑ってほしい。ディズニーランドに行く最寄り駅だったらもう素直に信じてもいいと思います。

なんとなく歩いている

先程述べた、なんとなく人の流れにそのままついていくと近い。
特別周りの景色を意識して見ているわけではない人もいるかもしれません。
人の興味はそれぞれなので、注意深く花壇の色や種類まで覚えている人もいれば、周囲の風景に関心が行かない人もいることでしょう。

実際に方向音痴の友人と歩いていた時に、目的地を通り過ぎてもそのままするーっと歩いていた理由を尋ねてみたら、「特に何も考えていなかった」と答えが返ってきたことがあるので結構そういうこともあるのかもしれない。

これは友人など気心知れた相手と一緒の場合に特にそういう傾向がありそうで、間違えていたら指摘してくれるだろうという安心感もあって、何も考えずにそのまままっすぐ歩いていた…なんてパターンがあるかもしれないですね。

地図が読めない

地図が読めない場合。
これは読めないと言っても、どういった理由で読めないかは人によって少し違うかもしれません。

・立体と平面がリンクしない場合
・北がどっちだか分からない
・自分が歩く方向と照らし合わせてどっちなのかが分からない

どうして地図が読めないかによって、地図を回して進めばいい、などの対策も変わってきますし、いっそ地図と相性が悪すぎるなら地図を用いない方法を探してもいい。

早合点してしまう

西口だ! こっちだな!
ぱっと見てぱーっと進んだら違った、という場合が多いなら、確認不足で決めてしまっているのかもしれません。己の不正確な知識と早すぎる判断を疑え…。
迷子になる以外でもこういうことが多いなら、それはどちらかというと方向感覚よりも早合点が原因なのであって、方向感覚自体は狂っていない可能性と決断の早さは長所だとよろこんでいいところです。

早合点でのミスが多い場合なら「本当にこっちでいいのか?」と思ったら早めに周囲を確認しつつ進むのが間違いの修正がしやすくなります。

方向音痴の対策

基本:地図アプリ(Googleマップなど)を使う

基本の基本として、アプリのナビゲートや地図のアプリケーションを使用すること。
前日にGoogleマップをチェックするくらいのことは方向音痴の人に限らずしているとは思います。

今時ナビゲーションが携帯に入っているのは当たり前で、以前だったらナビの現在地と位置がずれていた話を聞いたことがありますが、今は精度が高くなっているので基本的にはナビは信用できるでしょう。
かなり特殊なケースとして、圏外や樹海にいるようなの時でもなければ…。

目印を探す

中継地点でここまではOK、の安心を作っていく。
意識して目印を定めて確認すれば間違いはなくせる。もしくは減らしていけます。着実な方法です。

「途中に〇×銀行があって、そこの前を通る」など。明確なポイントで確認を取る。
できるだけ「〇×支店」など1つだけで他にないとわかる情報があるとよりいいです。
都会のコンビニやチェーン店の場合、複数存在していて騙されることがあります。

目印にした場所を通ったならそこまでは正しかったということになるので、中継地点の目印を見定めて進めていくのは着実な方法になります。

店以外だと、車道の看板に通り道の名前が書いてあることもあるのでそこを現在地と照らし合わせてみることもできます。

Googleストリートビューを見ておく

ここまでする人はあまりいないのではと思いますが…。
(まぁ実際に身近にいるのですが。正直驚いた)
そもそも検索してパッと道なりに進む画像が出てくること自体に技術のすごさを感じます。

ストリートビューは自分の主観で進んでいるときの景色が見られるので、地図が読めないけど一度景色をみて把握したい場合には便利そうです。
絶対に遅れるわけにはいかない、はじめて向かう面接の日の準備などに特によさそうな方法です。

振り返って、来た時と同じ景色か確認してみる

特に帰り道の場合。行きでも確認のために。
方向音痴の友人が「帰り道は景色が同じじゃない」と主張していたことを受けて。

たまに振り返って確認してみればいいのでは? という素直な対処法です。
見たことある景色なら、こっちから来たんだなと少しは安心して進めるようになります。なるはず。

人に訊く

抵抗がなければこれが一番早い。人に話しかけたくないなら一番に選択肢から外れる方法。
交番や駅などであればなおよし。
特に急ぎではない観光中であれば、オススメスポットを聞けるメリットもあります。

欠点は違うことを教えられる可能性がゼロではないこと。日本国でそんな適当なことをいう人は多くないでしょうが、間違っている場合や目的地自体が昔と変わっていた場合はまぁあるので。

地図を自分の進んでいる方向に回転する

方位磁石のように地図を回す方法。
手元に地図があって、地図の上下左右に惑わされる場合に。

曲がった方向に一緒に地図も回せばいいので、最初を間違えず、行き過ぎたりしないようにすれば地図の導きの恩恵を受けられるでしょう。

おわりに

方向感覚も個人差があるので、あまり気に病まずともいくらでも事前準備でカバーできます。
逆に、時には迷子上等で道を定めない気ままな散歩もなかなか楽しいものです。迷ったから得られる景色があるのも事実ですから。

その分、必要な時にしっかり方向音痴の対策ができれば、単純に迷う時間が短くなって、余裕をもって安心して目的地に向かえるメリットがあります。
直りようのない欠点と思うより、ちょっとの工夫でうまくカバーできたらお得ですね。

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