甘酒のススメ・おいしいメリットと作り方

セルフケア

冬の間に甘いものを食べ過ぎたため、自然な甘みにシフトしようとしていた時期があります。
それは無事達成できました。
その際に活用したものの一つが甘酒です。
今回は、そんな甘酒のいいところ、飲んでみた感想、自分で作る方法と機材についてのお話です。

甘酒の種類と効能

甘酒にはざっくり2種類あります。

酒麹:アルコールが入っているもの
米麹:アルコールが入っていないもの

米麹の方はアルコールが入っていないのでお子供様でも安心して飲むことができます。

発酵食品の一種になるので、様々な酵素が入っています。
白砂糖よりも、自然な甘みで、身体へのダメージも少ないのがうれしいですね。

ビタミンが多く、消化にいいので風邪予防や疲労回復にもオススメです。

玄米甘酒だとよりよい

甘酒といってもまた更に種類がありまして。

・砂糖入っているものorいないもの
・白米の甘酒と玄米の甘酒

甘味料が入っておらず、食物繊維が多くて太りにくい玄米の甘酒がよりおすすめになっております。

玄米の甘酒のメリットは食物繊維が豊富であること。
白米の甘酒に比べて、玄米の食物繊維が入っている分、消化に時間がかかるので後太りにくい。ダイエット向きです。

また、白米に精製する際に取ってしまう、もみ殻の部分にビタミンなど豊富な栄養があること。
玄米甘酒の方が酵素の種類が多くなっています。

【メリット】
・砂糖抜きに活用できる
・満腹感があるのでダイエットに活用できる
・栄養価が高い

甘酒を飲むメリットとしてはやはりこの辺り。
一杯二杯でもかなり満腹感がありますので、甘いものが欲しいなーと思った時の代用品になってくれます。
味に関しては、好みの個人差があると思いますが、市販の甘酒はメーカーによって飲みやすさや味が異なっているので、自分の飲みやすいメーカーを見つけてみるのもいいかもしれません。

甘酒飲み比べ

実際に市販品を飲み比べた時の話です。

酒麹・砂糖入りはナシ

選択肢として除外しています。
特に、砂糖・甘味料が入っているものに関しては目的にそぐわないため。

甘酒をわざわざ飲みたい一定層は健康に考慮している。
発酵して自然な甘みが出るのになんで更に砂糖入れたとは少し思ってしまったりもしました。
もちろん、逆にぐっと甘くしたのが好きって方もいるとは思います。

ストレートタイプ・濃縮タイプの違い

ストレートタイプとの濃縮タイプがあります。
水やお湯で薄めて飲むかどうかの違いです。
濃縮タイプだとお好みの濃さにできるのがメリット。

スーパーでは濃縮タイプで売られているケースが多いかもしれません。
ストレートタイプだと牛乳のパックのような形で置いてあるのかなと。

甘酒を飲む時は、アミラーゼの分泌をよくするためによく噛んで飲むのがよいそうです。

飲んでみたもののレビュー

・プラス麹:飲みやすい/種類豊富/そのまま

紙パックのストレートタイプでも種類も豊富。
味としてもかなり飲みやすい甘酒です。
甘酒の独特な感じが苦手という人は、ここから入ってみるといいかもしれません。
スーパーで見かけやすいというのもメリットですね。

豆乳入りのものもありますが、意外と潜在的に大豆アレルギーの人って多かったりするので、自分の体と要相談です。
和食の調味料以外でも乳化剤といった形で何にでも使われているのが大豆なので、知らぬ間に食べ過ぎてて身体がもういらない~となってるケースがあります。
私も自覚症状のない大豆アレルギーだったので。


・ますやみそ 玄米甘酒

ペットボトルの玄米甘酒です。玄米とは言いますが、色は結構白めです。
ストレートタイプでペットボトル、かつ玄米甘酒っていうのはなかなか見かけないので、見つけた時にちょっと驚きました。
ちなみにこちらはお菓子作りの製菓コーナーにありました。

よくある甘酒のクセとはまたちょっと違う味で、比較的飲みやすいと感じました。


自然食品展や各地方の物産、お酒やお漬物を扱っているようなお店に玄米甘酒が置いてあることもあります。
見つけたのは瓶に入っているストレートタイプの玄米甘酒。
ものによりますが、ドロっと濃厚です。濃い分にはお好みで薄めることもできますので。
小豆入りや紅茶入りのものもあったりしました。
瓶に入っているだけあって、ちょっとコスパはお高い。
でも一回飲んでみるのも悪くないですね。

甘酒は自作もカンタンにできる

甘酒は自分で作ることもできます。
特に玄米の甘酒が欲しい場合、一般的な白米の甘酒よりもなかなか売ってないので作るのが選択肢に入ってきますね。
元々玄米を炊いているという人であれば、より一層ついでに甘酒を作る流れにしやすいです。

基本的な作り方としては、おかゆ状にした玄米ないし白米と麹を混ぜる。
そして温度管理が大切で、60°cを目安に設定すること。
70°cぐらい高くすると麹菌が死んでしまって甘くならず、
逆に50°cぐらいに低くなってくると乳酸菌が活発になって酸っぱくなるそうです。

甘酒を作るなら、一番お手軽なのはヨーグルトメーカーを使うことです。
ものによっては、甘酒を作るための温度設定が備わっているものあります。
時間も含めて自動で行ってくれるので、ボタン一つであとは放置ができてとても楽。
紙パックから作れるものもあるので、その場合は洗いものも楽になります。

作った時の感想

実際に玄米甘酒を作った時のお話。

電磁調理器のホットプレートの保温機能で65°c
鍋に入れて、フタはせずに濡れ布巾をかぶせての作成です。
炊飯器を使うという手もあるそうですが、そちらはまた試していません。

作り方

甘酒に関する作り方や、その甘酒を利用したダイエット、体をピカピカにするための方法はこちらの本が一番わかりやすいです。
インターネットの検索でレシピも出てきますが、おおよそこの本に近いことが出てきます。

鍋や炊飯器で作る場合は、4時間程度で1回混ぜる。
味見をするとわかりますが、4時間の段階でも結構甘味が出ています。
参考にしたレシピや本では8時間とあるのですが、6時間の段階でも普通に飲めるくらいには甘いです。
ヨーグルトメーカーの設定では6時間としているところもあります。
お好みでお試しください。

【補足】
・プラスチック容器で作るものは、雑菌の繁殖を防ぐために熱湯で消毒して使います。
・牛乳パックをそのまま入れて使うタイプだと洗い物が少なくて楽。

感想:案外テキトーでもおいしくできる

ホットプレートの温度設定を推奨温度である60°cよりも上げて65°cにしていたのは、
蓋を開けながらになるのでちょっと冷えるかなと思ったため。
今回作った時には特に問題なく作れましたが、場合によっては60°cにした方がいいかもしれません。
環境にもよります。

ヨーグルトメーカーで自動で作るならともかく、ホットプレートを使うと、一定時間でセンサーが自動でOFFにしてしまうことがあるので、つけたら放置できるヨーグルトメーカーが一番楽かなと思います。

つぶつぶした玄米麹というのもありまして、あらかじめ細かくミキサーで砕く作り方もありますが、つぶつぶのまま入れてその食感を楽しむっていうこともできます。
飲むというよりおやつとして食べた感があって、こちらも良きです。

甘酒を飲む際には、つめたい・あたたかい・濃いめと幅広く楽しめます。
お湯で温めて割ってもいいし、濃厚なまま食べるのもあり。フルーツを入れてもいい。
ヨーグルトの代わりにだってなります甘酒。
乳製品はちょっとお腹を壊しやすいという人や、元々体に合わないという方にとっての選択肢になります。

自然な甘みなので、お菓子作りの砂糖代わり使うこともできますし、ケーキのソースとして使ったりなんてこともできます。
酸味が出た場合にはドレッシングにも。調味料としても活用の幅は広くて優秀ですね。

おわりに

体にやさしく、材料としての活用も色々できる。
ちょっと甘いものばかり食べていたなーという時の、習慣的な依存を抜くための手がかりとしても使えてしまう。
そんな甘酒、とてもオススメですよ。


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