定説:スープやおかゆは吸収されやすい
一般的にスープやお粥などは消化によく、栄養が体に吸収されやすいと言われています。
食材が細かく、柔らかくなっているため、胃腸がそれほど消化をがんばらなくていい。
しかしスープ類を好んで食べる人でなければ、普段積極的に食べるメニューではないという認識を持ち合わせていることもあります。
・お粥は風邪をひいたら食べるもの
・スープはランチセットのおまけ
栄養を負担なく吸収して元気な身体にする上でそれはもったいないと感じたので、今回は体験談も交えたスープの吸収力の高さについてのお話です。
固形物では出なかったアレルギー反応がスープだと出た
私は血液検査で出ない程度の豚肉アレルギーを持っています。
これは強いアレルギーではないので、豚肉の一口二口程度ではすぐに体調が悪くなるほどではありません。
(血液以外の検査でどうして弱めのアレルギー反応を知ることができたのかは別のお話とします)
ある時、成分に豚肉が含まれるコンソメスープを飲んだ時、じんましんが出ました。
コンソメスープ自体頻繁ではなくとも飲んだことはありますし、じんましんが普段出たことのない人だったので結構驚きました。
これにはちょうど睡眠不足重なっていて自分のコンディションが落ちていたことも影響しているでしょう。
幸いほどなくして落ち着きましたが、普段起きなかった現象から原因を考えるきっかけになりました。
つまり身体に吸収されやすいのは本当
逆を言えば、普段出ないようなアレルギー反応が表に出てくるぐらい、スープはすぐに栄養が身体に行き渡るということになります。
この話ではアレルギーが出てきてしまった例ですが、それが自身の身体に合う栄養であれば、身体がスムーズに元気になるでしょう。
これは私にとって、一般常識としてスープ類が消化によいという説は知っていても、実体験として実感できたエピソードでした。
栄養が足りないと感じているなら、スープを選んでみる
風邪をひいたらお粥を食べるというほど明確に病気の時じゃなくても、「ちょっと疲れてるな」と感じるぐらいの体調に合わせての選択肢としてスープ類はちょうどよい。
いつも通りの食事をしたり、逆にスタミナをつけようとガッツリ食べたりする。それで元気になるならそれもOK.
逆に胃もたれして身体が重く感じてしまうならば、スープ類を選択肢に入れてみるのもいい。
スープは特に煮込むことで不足しがちな野菜がいっぱい食べれるのがいいところですね。
生の時より小さくなっていること、加熱されていることからシャキシャキした生野菜が苦手な人でも野菜が摂取しやすいです。
自炊できる人は数日分のスープのベースを作って、日によって味を足すことで気分を変えながら食べることもできます。
栄養不足や身体がちゃんと栄養を吸収していないような気がしたら、是非スープ類を一品選択肢に入れてみてくださいね。