軽度のアレルギーの原因を察知するコツ

アレルギー対策

技術は日々進歩しているので、検査で多くの病気やその原因を見つけることができます。
数年前に検査を受けて原因がわからなかったという方も、今調べてみたら技術自体が進歩していて見つけることができるかもしれない。
あるいは自分自身の体質が変化していて、より過剰反応するものが出て増えていたりするかもしれない。
そういったところで、今回は身体を少しでも快適に過ごすための、予防の観点から不調の原因を見つけて回避するコツの話です。

検査でひっかからない程度のアレルギーもある

アレルギーは手軽に病院で血液検査などの方法で調べてもらえます。
私自身、血液検査をしたのが相当昔の話なので、今はもっと精度が上がっていることだと思います。

ただ血液検査で引っかからなかったからゼロじゃないということは覚えておいて欲しいところでして。
私のアレルギーの原因は血液検査ではひっかからなかったのですね。
血液検査で判明しなかったんだけど、実はアレルギーだったというパターンだった。
「100%大丈夫だ」という方向には盲信しない方がいいんじゃないかなと思ったりはします。

ここでお話したい内容は、検査で引っかからなければゼロだというわけではないということ。
検査で判明する1以外にも、それ未満の0.7程度のアレルギーを実は持っている…ということはありうることでしょう。

突然発症する花粉症が少しずつ花粉との接触により蓄積されていって、やがてアレルギーになってしまう…その前段階のような状態ですね。
「事前に花粉との接触を減らせればこんなに辛い思いをしなくて済んだのに」と思ったことのある方もいるのではないでしょうか。

アレルギーじゃなくても回避できるものは回避してみる

そういうわけで日々快適に暮らす上で、アレルギーじゃなかったとしても、不調の原因になる物質は適度に避けた方が良いのではないかと。

とはいえ、神経質になりすぎるのもまたよろしくはないですね。
一般的なアレルギー源を可能な限り避けていくくらいでも、幾分か身体を健やかに保てるようになるのではないかと思います。

例えば花粉。ハウスダストアレルギーではなかったからといってもまあどう考えてもアレルゲン。
清潔な環境の方が、目鼻や肌に刺激を与えずに済むのでできるだけ綺麗に保つ。
花粉やハウスダスト・ダニなどは一般的には汚れなので、清潔な環境を保つことで接触を避けることはできる。

特にタバコを吸うわけでも花粉症がひどいわけでなくても、部屋に空気清浄機を置くのだっていいと思います。
空気清浄機は消費電力も少ないため、つけっぱなしにしていても大丈夫なのでお手軽でお勧めできますね。

食べ物に関しては、特定の食べ物の食べ過ぎに注意すれば良いのではないかと思います。
一気に同じものを食べていると、やっぱり身体の方が「もうこれはいらない!」と言って拒絶反応を出してくる。
それがアレルギーのような症状として、一時的に出てくることはあるようです。
少し間を置くようにするのが快適に過ごすコツです。

自分の体の感覚を信じてみる

では検査でわからなかった程度の軽いものはどうやって気づいたらいいのか。
「自分の身体の感覚をよく感じてみること」だと思います。

・食べた後、辛いものでもないのに妙に身体の一部分が火照っている。
・唇が刺激物でもないのに唇が少しピリピリする。
・習慣的に食べているけど、チョコレートを食べた後どことなく眠くなる。

そういった、はっきりとした蕁麻疹や炎症のような重い症状ではないけれど、ちょっとした不調でや変化をまずは感じ取ってみる。

そもそも何事もなく体調が変化するわけではない。原因があって理由がある。
そう考えてみると、一つ一つの不調やアレルギーに対する原因というものを探る良い目線になるかもしれません。

もし検査ではっきりと出てこなかったとしても、特定の食べ物でちょっと違和感が出てくることがあれば、それは自分の体にとって今は合わない食べ物になっているということ。

「自分の身体の出しているサインに気がつくこと」

病気とは発症してはじめて気がつくことが多く、自覚症状がないうちや、潜伏期間中ではなかなか気がつけないもの。
けれど感覚を鋭くして、自覚を早めることができれば、事前に症状を抑えることができる。
それは病気や体の不調に煩わされず快適に日々を過ごしていく、小さな心がけになるのではないかと思います。

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