アトピー・肌トラブルとの付き合いでの細かいコツと内観の話

アレルギー対策

長年アトピーやアレルギーなどの肌トラブルを味わってきた中、どうも治りの早い時と悪い時の状態の変化をつぶさに感じ取ってきました。
病院に行ってもストレスですねとしか言われないぐらい明確に原因がわからなかったので、結局は観察していくうちにだんだん自然に気がついてくるのだと思います。
今回は自然治癒が高まる時の条件についてのお話です。

治癒速度の速い時期がある

人間の体にはある程度リズム、周期がある。
基本的には自然治癒能力が備わっているので。ほっといても治ってくる。

その治り具合を良くするためには、食べ物を軽くしたり、消化に負担がかからないようにした方が、
治癒・修復に細胞の働きが回るといった色々と細かな原理があります。

本来人間の細胞は一定の期間で全部入れ替わるそうです。
それなのに治ってないのは、ある意味不思議なこと。以前の状態を引きずっている。

月のリズム

月のリズムに満ち欠けがあるように、人間の体も影響を受けている。
人間の体は水の割合が非常に多いため、海もまた月の引力によって満ち引きしているので、少なくない影響は受けていることでしょう。

すごく簡単に言って、満月の時は食べ物の栄養の吸収力が高い時で、新月の時は逆に体に体から不要なものを出すデトックスに向いている時期とされています。
そのリズムを意識して、食べ物の量や観念など、なにかしら調節すると、自然に沿って負担なく過ごせるのではないでしょうか?

体温が上がると代謝が上がる

体を温めようなんてよく言ったりしますね。
体温が高くなると代謝が良くなる。逆に、体温が下がると内蔵の働きが悪くなったりする。

実際の経験として、体温の高さによっても肌の治癒能力が高まるのというのはあるなと実感した経験があります。
39°cの熱を出して、2日ほど寝ていた時。
肌の治りがもう普段に比べて尋常ではない速度だったのですね。
当時アトピーの肌荒れを慢性的に抱えた状態でした。
なまじ表面として目に見える肌に不調があると、わかりやすいです。
その時に、体温が上がれば、代謝が上がるっていうのは間違いないのだろうなと感じました。

ひっかくと治らないし、そこからはじまる

アトピーなどが始まる時ってどういうところがきっかけに始まっているか。
そりゃそうだという話なのですが、一因としてはシンプルに、引っ掻いたところから始まっている場合がある。

逆を言えば、引っかきさえしなければ、手出しさえしなければ始まらないのですよね。
もうこれはなかなか耐え難いものがあって、ついつい引っ掻いたりなんだりしちゃうものなのですが…。
そこは本人がいい加減学習、あるいは慣れることで、ゆくゆくは手を出すのを止めて悪化を防いでいけるようになる面があります。

よくよく食べた後の反応を味わうと発見がある

検査の上でアレルギーが出なかったとしても、実はアレルギーとして出ない範囲でも体に合う・合わない食べ物は結構あります。
私が検査で出なかった範囲で自覚する内容ですと、
・チョコレートを食べた後眠くなる
・卵を食べた後には唇が痒くなる
などですね。

結構細かい変化に気がつかないでいることもありますが、
改めて自分に起きている変化を感じ取ってみると、実は因果関係があることに気がついたりする。

また、この変化も食べた直後の場合もあるし、30分ぐらい経ってからということもあります。
甘めの菓子パンを食べた後、30分ぐらい経ってからだんだん痒くなってきた…ということが起きたりしました。
仕事中などで忙しいと、じっくり感じ取るなんていうことできなかったりするのかもしれないですが、意識的に観察する時間を設けてみるのもおすすめです。

自分に合うものを選べるようになってくる

観察しながら過ごしているうちに、だんだん自分にとって何が合っていて、何が合っていないのかが自分でも分かるようになってくるはずです。
症状としてはすぐに治ってる感じがしなくて、本当に落ち着かないものですが、経験は着実に自分の中で蓄積している。
だから前よりはいいものを自発的に選ぶことができる。
なので、慢性病や原因の分からないアレルギーやアトピーなどは、本人的には苦しいものなのですが、経験ベースで考えて楽にはなっていくはずです。
少なくとも私にとってはそうだったので、気負わず過ごせたらいいのかなと思います。

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