直感というものをうまく活用したい。
そもそも、どういう風に直感のヒントに気がつけばいいんだろう?
あるいは、ちょうど自分の中で何か知りたいこと、答えを出したいことがある…。
そういう時に、質問を紙に書き出してお伺いしてみるという方法があります。今回はそんなお話です。
気掛かりなこと、知りたいことを書いておく
聞きたいこと知りたいことに関しては、人生のこれからの方向性などの非常に大事で深いこと以外にも、もっと簡単な事も色々訊いてもいいものです。
明日出かける時に、何の本を持っていこうか?
夕ご飯買うならどこの店に寄ろうか?
電車のルートが複数あるならどっちに乗りたいか?
電車は時間や料金などからは調べればすぐに最短ルートが出てくるけれど、何となくこっちから行きたい気分の時もある。案外それは直感だったりします。
直感に対しての呼び方は多数あり、自分のお好み自由で構いません。
ハイヤーセルフ、内なる自分、直感…なんでもお好きな名前でOKです。
自分にとってワクワクしたり、あるいはしっくりくる呼び方でいいと思います。
メリット
メリットについて。
頭から外に出せてスッキリすること自体もひとつ。
何かを入れるには、まずは空になってないと入ってこない。
逆に、空っぽの器を水に沈めたら、すぐに水が入ってくる。真空にはすごい吸引力で引き込まれていく。
だから、先に一旦手放す必要があります。
書き出してフックを作っておくことで、ヒントに気がつきやすくなる。
なんとなく頭で気になったままでいると見落としがちになることも、明確に言葉で書いておくことでとっかかりになってくれます。
執着に関する話は、物欲センサーの話に近いところがあるのですが、何かを見ようと集中している時は、逆に見えていなかったりする。
何か探し物をしている時、目の前にあるはずなのに目に入ってこなかったり、帽子を頭に被ったまま探していたりすることもある。
そのため、一端書き出すことで、ぎゅっと掴んでいたものをゆるく手放していく。
そうして解決策に気づきやすくするのです。
やり方
直感からの導きを得るための方法のひとつについて。
まずは、気に入ったノートを用意する。
ノート一冊使うのが好ましくない方は、手帳でも、好きな場所を使う形でOK.
ノートを用意することを提案するのは、場を設けることで自分の気分を盛り上げる意味もあります。
自分だけの対話の場って、なかなかいいものです。ヒントを受け取る場として用意する。
おしゃれなものでも、書き心地のいい質の良いものでも、自分が快適なのであればキャンパスの大学ノートでも、好きな色でも選んでみる。
夜寝る前に書いて、朝に書き物をしながら答えを探る
夜寝る前に知りたいこと、気になることを書いておいて、
朝になったら、それに対する答えをふわっと浮かぶままに書いてみる。
やることリストや日記などの書き物をしている中で答えを探ってみたりする。
やってみると、意外と自分で中で答えって出ているのだなとわかると思います。
どうしたいか具体的な方法は思いついていなかったとしても、なんだか自分の中でどうしたいかの答えがあったりする。
また、占いのように他者の出す答えに依存するのではなく、あくまで自分の表面的ではない部分から出した答えになる。
直感を活用するのが慣れてきている人にとっては、自分にとってのベストな選択をこんなにもうまいことを選べるものなのかと驚くかもしれません。
質問リストの例
ぱっと訊きたいことが思いつかない場合は、カテゴリー別に質問を考えてみるといいかもしれません。
こういったことで大切なことのひとつとして、
他者を操作したり、動かそうとするようなことではなく、
自分がどう感じて、どう動くかに焦点を置くこと。
例えば、職場で面倒な相手がいる場合。
・あの人に対して、自分はどのように対処したらいいか?
・このことから何を学ぶ必要があるのか?
あくまで自分がどうするかの方に意識を持っていくことが大切です。
そうしていくと、外側の情報に振り回されなくなっていくおまけもつきます。
おわりに
そんなことも訊いていいの?というくらい細かいことでもいい。
段々直感が冴えてきたり、直観力が育ってきたなと感じることができる。何より、自分軸で選んでいくことに慣れてくる。
そんな、ちょっとした遊びと思って試してみてくださいね。