断食経験談その2・プチ断食・消化のお休みのススメ

セルフケア

春になると何かとアレルギーが出てきたり、花粉症になったりと、体調不良になる方は多い。
自律神経の乱れが起き、睡眠などのリズムが狂ってくる方もいるかもしれません。

春先になると冬の間に寒さで固まっていたものが溶けて、表面化してくるとされています。
冬の間の食べ物など、ちょっと不摂生だったなーという部分が春に出てくる。
いい芽も悪い芽も、蒔かれたものはあたたかくなって芽吹いていく。そんな時期だったりします。

逆に言えば、デトックスに向いている時期だとも言われています。
上手くこの時期を乗り越えて、身体の負担を軽減させて、過ごしやすくするために。
あまり体の消化に負担のかかるもの、油ものや甘いものを控えたり、ちょっと苦味のある春の季節のお野菜を取り入れてみるのもいいと思います。
今回は、そんなお話です。

常識を抜く

そもそも常識が正解だとは限らない。
食べないと生きていけない、栄養を取れと言うけれど、食べ物は何日か抜いても大丈夫だったりする。
水分は必要だけど。空気はもっと必要だけど!

それなのに、何も考えずに胃もたれしながら1日3回も食べていたら、身体は寝てる時ぐらいしか休まる時がない。

現代では大昔の日本のように穀物中心の生活とは異なり、肉も魚もおいしく食べます。
それらはとてもおいしいけれど、消化するのに時間がかかります。
生活習慣病は昔の時代にはなかったわけなので、素直に食べ過ぎだということですね。

そもそも栄養というものの話になってしまうと、当然に言われていることに疑わしいことがたくさん出てきてしまいます。
タンパク質を取るために肉を食べるとする人がいるかもしれませんが、
体の大きな植物草食動物は、肉を食べてそんなに大きな体を維持しているわけではない。

栄養がどうのという話をしている側は、商品を売りたい立場だったりする。
…それはまぁ、セールスポイントならそう言いますよねという話です。

ここで書いてあることを含め、自分がどうやったら快適に生きていけるか、自分のとってのいい真実は、自分で選んだっていいわけです。

食べないメリット

・内臓を休ませて、老廃物が一気に処理できる
・添加物を身体に入れずに済む
・食費が浮く
・食べものを溜め込みストックする不安から解放される
・執着が手放せる・見通しがよくなる

食べないでいることのメリットって意外といっぱいあります。
また、長期的なメリットとして、慣れると少食の燃費のいい体になれる。
身軽でフットワークの軽い状態で生きていけると、やりたいことにたくさんチャレンジする機会も増えてきます。

春先のデトックスにおいては、ある程度鼻水やアレルギーの肌荒れで出すものを出したら、食べ物として入れるものが少なければ、身体が処理に手一杯にならずに済みます。
その分、身体に溜まったものをキレイにしたり、消化や浄化に使われていた余分なエネルギー消費がなくなって、自分のやりたいことをできるやる気が湧いてきたりするようになる。

もちろん、たまにたくさんのご馳走を食べに行くことなどはもちろんしてもOK!
だけど、それを自分で能動的に選ぶことができる。
美味しいものを自分が食べることを、より自分が望んでやっているとありがたくおいしく楽しめるようになります。

自分の様子を見ながら進めていく

腹ではなくて頭が食べたがっているだけのことが多い

自分の様子を見ながら食事の量や内容を調節していくと、案外と本当はお腹が空いているわけではないということに気がつくかもしれません。

・決まった時間が来たから食べる
・1日3食食べるものだから、その時になったら食べる
・家族がご飯ができたと呼んだから食べる
・休憩の代わりに食べ物を活用している

パソコン作業をした休憩に、おつまみやお菓子をつまむ時は特にそうかもしれません。
実際のところ「お腹が空いているから食べたい」のではなくて、「頭が甘いものが食べたい・しょっぱいものが食べたい」と考えている。
代償行為なわけですね。
これは自分自身でも本当に実感のあるところです…。

代償行為自体は、ある程度仕方がないし、そこを厳しく律していけばいいというわけでもないと考えています。
とはいえ、食べ過ぎた分は体に負担が行くのは、まぁ事実ではあります。
何か別の気晴らしが思いつくならば、そして代用できそうならば、長期的な健康と活動のためにはシフトしてもいいかもしれませんね。

罪悪感は抱かないほうがいい

でも、ガッツリ食べたくなることはもちろんある!
改善しようと奮闘している最中は、理想どおりにならず、食べ過ぎてしまったと後ろめたく思ったりする事ってあるかもしれません。
特にダイエット中の方はそういう気持ちにで揺れ動いたりすると思います。

ですが、罪悪感はできるだけ抱かないように、自分で意識していた方がいいところではあります。
結局のところ、その罪悪感って自分が感じているだけ。自分にしかわからない。自分が自分を責めているだけで、自分にしか害がない。
そこから改善点に結びつけて行動に移せない限り、抱いただけでは罪悪感はあまりメリットがないとも言えます。

今日はこういうものを食べよう。
で、明日はちょっと軽めにしよう。
といったバランスを少しずつでもうまくとっていく。
自分の体の状態をしっかりと感じ取って、その上で判断していく。

変化の最中は試行錯誤、揺れ動くものですが、段々と自分にとってのいいバランスに着地できるようになります。
なってくると、本当に自分のためになることをやれるようになったと自己肯定感も増して、活力もupしてきます。
ひとつひとつを、時には素敵なごちそうをたくさん食べることも、自分で選んで楽しんでいると心から思って行動できる。
そうなれば、ワンランクアップして生きてて楽しい状態だと思いますね。

おわりに

今や、花粉症の人も本当に当たり前に増えたなと思います。
せっかく花が綺麗に咲いていたり、あたたかくなる時期だけど、快適に過ごせない方がそこそこいるのはもったいないところ。
でも、意外とちょっとバランスをとることで、快適に過ごせるようになるかもしれない。
春のデトックス祭と思って、ちょっとごはんを軽めにしてみるのもいいと思いますよ。

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