速読のメリットと種類・習得する目的と教室体験談

ライフハック

本がもっとたくさん読めたらいい、時間をもっと有効に使えたらいい。その一環として、速読に関心を持つかもしれないですね。
本ばかりとは限らずとも、いろいろ活用もできるし、速読方法自体にも種類もある。
今回は速読のお話についてと、速読教室に通っていた経験談についてです。

速読のメリットと習得する目的

速読を習得することは、シンプルに本が早く読めるようになること以外にも、いろいろとメリットがあります。

【速読を習得する相乗効果】
・本が早く、たくさん読める
・メール・書類処理速度up
・目が疲れにくくなる
・視力が回復する場合がある
・本の読み方自体のコツを知れる

速読の方法や種類は意外と豊富で、どのような訓練やコツを学ぶかによって話は変わってきますが、基本的には文字情報の処理速度が上がります。
本をたくさん読む以外にも、メール、書類、ネットサーフィンなどの処理速度自体が上がる。
早くなれば、つまり他に使える時間が増えます

また、訓練で目の動かし方自体や、目の筋トレみたいなものを行いました。
一例としては反復横跳びのようなイメージ。
目を動かすうちに筋肉が解れて視野が広がったり、動かしやすくなることで疲れにくくなります。

目は動かすことで視力が回復することもある。
一度目が悪くなるともう良くならないようなイメージがありますが、筋トレのような方法で回復した例はあったりします。
とはいえ、この回復効果に関しては当然個人差があります。

また速読の延長上で、本の読み方のコツ自体を知ることもできます。
何も最初から一文字ずつ読まなくったっていいだとか(小説は別として)
速読を学ぶうちに、本の読み方そのものに対するブレイクスルーを経験できると思います。

速読の経験談

さて、私自身がやったことは、速読教室に通ってみることでした。
速読教室の方向性としては、「自然に楽に早く読めるようになるタイプ」です。具体的には『楽読』という教室ですね。

目を素早く反復横跳びのように上下左右に動かす訓練筋トレのようなことをしたり、タイムを測って色々な読み方を変えたり。
最初のうちはまずひとつひとつやってみるのですが、徐々に自分で今日はどんな風にやってみるかを講師の方と一緒に相談して決めたりもできました。

楽読という名称なだけあって、
「楽に自然に読めるようになるという都合、意識しないと自覚しにくいのでは?」
と思えるかもしれませんが、そこは独学ではなく指導者あっての教室。
発見を自分で見つけて、楽しんでステップを踏めるような教え方をしてくれます。

また、楽読では違う場所の教室にも行くことができまして。
それぞれの違う空気を楽しんでみたり、出張の空き時間に出先の教室行ってみるということができる。

2,3箇所顔を出してみましたが、おおむねアットホームな空気があります。
いろんな業種の方がそれぞれの目的で来ているので、ちょっとした交流としても楽しいのではないかと思いますね。
お花見や教室内で別のワークショップなど、イベントを企画しているところもありました。
教室を快適に楽しく過ごせる学びの場として作ってくれている、そういう感じがとても好ましかったです。

読む速度に関してはどうなったかという点ですが、間違いなく早くはなりました。
元々そんなに遅いタイプではないのですが(一番最初に読む速度の計測もします)目が滑って同じ行を何度も読んじゃうことが減りました。
また、考え方の面でもいくらか取り入れた部分があり、総合的に快適に、より楽しく本を読むことができるようになったと思います。

最初から最後まで全部読む必要ないし、自分に合うところだけ拾ったっていい。
テストの問題だって、最初から丁寧にやるよりも、問題をざっと見てから解きやすい所から攻略するといいと教わるかと思います。
勉強でできてたそれを読書でもやってるかといえば、そうでもなかったりするかもしれない。

おそらく速読教室はそれぞれ習得するための方法と方向性がかなり違うのではないかと思います。
ビジネス的にやっていくのか、アットホームな感じであるのか、結構差が出てくるかと。
もし教室で勉強していきたいと思うのであれば、自分がどういう方向性でやりたいのかは、先に明確にしておいた方がいいと思います。
検索で上に出てたから、家が近いからというだけじゃなくての判断基準で選ぶといいですね。

おわりに

読書に限らず、当たり前のように文字情報は溢れています。
ある本の課題で「一週間活字を読まない」というエクササイズがありますが、正直その本の中で最もハードルが高いとさえ思う。
それぐらい、当たり前に文字と関わり、身近な付き合いをしていると言えます。
読む側としても書く側としても上手く活用したい。より快適に付き合っていけたらいいですね。

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