世の中には探してみると実はたくさんの種類のコンテストが開催されています。
今回はそんなコンテスト応募のメリット、そして受賞するためのコツと、どんな種類のコンテストがあるかのお話です。
コンテスト応募のメリット
案件の種類を知れる
コンテストの募集をはじめて探してみれば、実にいろんな種類の案件があるということに気がつけることでしょう。
制作方面だとデザイン・絵画・写真・小説などは有名として、企画やアイデアなどのクオリティの高い完成品が必要としないものや、身近な経験から出せるような川柳や体験談、エッセイなどもあります。
まずは一通り目を通してみて、自分にとって魅力的であったり、やれそうだなと思うコンテストを探してみるのがいいですね。
世の中でどういうものが必要とされているのかを知るきっかけになります。
実行した達成感と経験値が得られる
コンテストに応募することで募集の要項に対し、考えて、形にして、それを提出したという経験が得られます。
結果として採用されるかされないかは、クオリティ以外にも審査する人のとの相性などもありますが、そのコンテストに出すこと自体でも一つの経験として吸収する考えを持って挑むこともできます。
また応募作品の著作権譲渡が含まれない場合は、採用されなくても自主制作作品として何らかの形で利用することができるので無駄にはなりません。
締め切りが生まれることで完成する
締め切りに追われるのはなかなか心が休まらないものですが、一方で締め切りがあることで作品が完成するという面もあります。
コンテストの募集期間という明確な締め切りを設定することで、その案件に向かって集中して制作することができます。
Web上完結で応募自体がカンタン
絵画や立体造形作品などでなければWeb上で完結することがほとんどで、応募の敷居は低くなっています。
・専用メールフォームに必要事項記入と作品データのアップロード
今でも理由あって「直接制作物(印刷可)を送付」や「CD-ROMに制作データを入れて郵送」などの方法を取っているところもありますが、ずいぶんと古臭いやり方をしているなぁと感じてしまいます。
逆にそういうやり方を取っているところは審査員も年配の価値観の方かな?と想定できるとも言えますが。
コンテストの種類
特別制作とかしてないんだけど、出せる案件はある?という人へ
小説やデザインなど、特別な制作をしていないんだけど…という方でも応募できるコンテストもありますので紹介していきます。
アイデア系
新商品や新しいビジネスの案など。
アイデア系の中で特に賞金額が大きく、身近なものといえば文具のアイデア。
スケジュール帳や文具の新商品などのアイデア募集は毎年開催されてますね。
アイデアに関してはそのアイデアの内容を図にして書き起こす必要があるけれど、その商品の良さをわかりやすく伝えられるかのアイデア勝負なので、完成品としてクオリティの高いデザイン、描画能力が必ずしも採用に直結するわけではありません。
なんといっても自分の欲しい「こういうものがあったらいいな」を送ることで商品化される可能性があるのがとても魅力的です。
川柳
ジャパニーズ文化、五・七・五。
公募された川柳を見かけた例では、身近な商品の「おーいお茶」ペットボトルに時々載っていますね。
つまり川柳はより生活に近い砕けた話し言葉や内容です。
サラリーマンや主婦、オタクなどなど…その立場の人にとって「わかる」「あるある」なちょっと皮肉の効いたネタもアリ。
共感を覚える内容やクスっとくる内容であったり、五・七・五の中でも声に出すとリズムがあって、オチがあったりするような…シンプルながら奥が深い、遊び心と一緒に読んでみたいのが川柳です。
体験談・エッセイ
体験談やエッセイは実際の経験から書いた短めの文章。
募集内容は「特定の病気と向き合った経験」や「引っ越しに関するエピソード」など、身近な出来事から書けるので、普段文章を書いていない人でもネタがあり、敷居が低く書きやすい内容になっています。
自分や身近な方の経験を伝えたいという場合にもいい募集動機になるでしょう。
コンテスト受賞のコツ
ハードルの低いところから試してみる
最初のうちはハードルの低そうな募集を探してみるのも手です。
大手の募集人数が多く、採用者数の少ないところはハードルが高いですね。
例えば、主催によりますが年賀状の募集は毎年様々な企業や印刷所で開催されています。
金額は少ないけれど採用者数が100件近いものもありますので、試しにチャレンジしてみる敷居は低いと言えます。
勝てる勝負を見極める
自分にとっての得意分野で勝負をしましょう。
勘が鋭い人にとっては「ここなら勝てる」と感じるかもしれませんね。
詳しくない分野に関してはチャレンジしてみたいと言うのであればいいですが、全く無勉強で挑んでもどうにかなるものではないでしょう。
自分にとって「ここは勝ちたい」「是非出したい」と思える案件もやはり気合・モチベーションが違うので、そういうところには積極的に出していくと結果の良し悪しに関わらず経験も得られて良いのではないかと思います。
自分のほしいものをアイデアとして出す
企画、アイデア系のコンテストで、消費者目線のいい面を活用していく方向です。
作り手にとって意外なニーズを出せる場合があります。
まず「欲しい」と思えるということは、その分野に対して詳しく、親しみがあり、アンテナが張られているということ。
まったくのゼロからのスタートではないのです。
声に出して伝えてみる価値はあるでしょう。
まずは出してみよう!
採用されなければそのコンテストにかけた時間や労力が無駄になると捉えることもできますが、制作の経験になったと捉えることもできます。もちろん捉え方は自由。
経験を得たかったり、頭の中で考えてばかりでアウトプットがいまいちできていないのであれば、積極的に出していくのに公募コンテストはちょうどいい案件です。
何より応募自体の敷居は低くとも、実際提出するまで行える人は少数です。
是非コンテストを活用してみてくださいね。
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