『まっすぐだけが生き方じゃない 木に学ぶ60の知恵』の感想

読書

本の概要

樹木の特性から、生き方を参考にする本。自然の仕組みってとてもすごいものです。
特徴と捉えた樹木のイラストと共にサクッと読めてちょっとほっこりする。そんな本です。

さらっと読むのも楽しめますし、なんとなく気分がいいとは言えない時に、意識せずに適当なページを開いて読む、オラクルブックとしてアドバイスを求めるような活用もできそうです。

感想

さて、「好み」をかなり主眼に置いた感想になりますが。
ビジュアルや雰囲気は気に入ってますが、内容は複数回読み返すほどでもない。
自分の本棚(=お気に入りだけ置いてある場所)に置くほどではないけど、本そのものは興味を持った友人に貸したり、関わりのあるフリースペースに置いておく用として活用するかなといった位置。

いきなり個人的な本の買い方・所有の話になりますが、買う時は事前に目星をつけた上でAmazonを利用することが多いのですが、書店で見かけて、気に入りそうな本かなーと思ったものです。
カテゴリとして植物系の本がお気に入りでして、いくつか気に入ったものは本棚に並べてあります。
並べてあるとわざわざ書くということは、活用し終えた本はすぐに手放しているということです。そのため、本棚に残っている量自体は多くありません。これは取っても置いてもいい本になるかな~という期待があったのです。

そのように感じた理由として。
本のタイトルからしてそうですが、人間に寄り添った目線だと感じました。
個人的な好みとしては、より自然界の法則に目線と寄せた方が真理に近い感じがすると言いますか。
自然の仕組みはものすごいのだけど、そこから人間の目線に合わせた一文で締めくくって小さくまとめた感じがしてしまうので、ちょっと物足りなさがある。

でも、だからこそ読みやすいというメリットももちろんあります。
こんなことを書きつつも、多少でも気に入ってなければ記事書きませんので、こちらも好きな本ではあります。
できたら、本を読み終えた後、描かれた樹木たちを実際に見て、樹皮に触ったりしたらよりいいかなとは思います。


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