本の概要
この本が出版される同年に発売された『しいたけ.の小さな開運BOOK』は運気を開けていくための本であるならば、こちらは運の風が吹いていない「ちょっと弱っているな…」という時におすすめの本です。
これらの本はnoteでの有料記事のコラムがいくつか全文で読める本でもあります。

占い師のしいたけ.さんはファッション雑誌VOGUEのウェブサイトで「しいたけ.占い」が1週間毎&年間の下半期・上半期の2回に分けて更新されてます。

この本のよいところ
18カラーのいいところと闇落ち
まず、18色のカラー診断ができます。あてはまるものをチェックして数が多いものを見ていく形です。
それぞれが持つ良いところと、闇堕ちした時にどうなるかというものが書いてあります。
自分や知り合いや家族などが「どんな感じかなー」と見るのも楽しいのですが、
創作などでキャラクターを作る時にも「こんな性格になりそうだなぁ」と読むこともできる。
そういう読みものとして面白い部分があります。
このブログを書いてる人は、正直それが目的でこの本を手に取ったところがあります。
一言で言うと、各色の闇堕ちverが気になりました。
元気ないときの対処法が盛りだくさん
元気がないときや、運が向いてない時は当人にとってはもう光明が見えず、どうしようもなかったりと本当にしんどいものです。
そういった時にどういう風にしたらいいか、それを無理なく寄り添ってくれるような形での対処法が細かくいっぱい書いてあります。
何かしら刺さる部分や、ささやかだけどやってみようと思えるものはあるんじゃないかなと思います。
感想
自然にやっていたことが指摘されていてちょっと驚いた
ここからはより個人的な感想です。
まず、18色カラー診断の中で、以前から自然に行っていたことがズバリ書いてあって面白かったです。ちなみに、白の項目です。
その理由も含めて、そうですその通りですと。
ちゃんとした理由あってやっているのだけど、ちょっと後ろめたい部分もあったのですが、まぁそれも個性ですね! という気持ちになれました。
お悩み占いなどは間接的だから入って来やすいこともある
対人で直接遭遇してしまうと「うわっなんだこいつ」となるようなところや悩み事や、
善意のアドバイスでも時には強く感じてしまうことがある。
けれど、こういうコラムのような形で解説されるのを読むと、「そういうパターンもあるんだなぁ」と受け止められたりします。
自分にも、相手にもやさしい
あえて「やさしくしよう」強く心がけてなくても、悩む人って自然とやさしかったりする。
でもそのやさしさを結構自分には向けていなかったりもする。
多くの方が自分に対して何かと厳しく考えがちなところがあるので、自分にも相手にももっとやさしくていいんだという気持ちになれるのは、意識的なひとつの発見だと思います。
おわりに:お粥みたいに消化によい雰囲気の本
消化力が落ちてる時にお粥をいただくような、するりと読むことができて、雰囲気もよい。そういう感じの本でした。
読むと穏やかな気持ちになれたり、ちょこっといいコツが得られたりする、診断も楽しい。
それぞれがどこかしらに楽しめる要素を見つけられるかなーと感じる一冊です。