『ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座』の感想

読書

こちら一言で言えば、ブログ運営のやり方がわかる本です。
作る段階から、広告による収益化まで。だいたいの流れが把握できるでしょう。

通しでまとまった情報という点でやっぱり一冊本を読んでみるのはいいなと感じました。
特にwebコンテンツの作り方はそれこそweb上に情報が載っていて、それを参考にしつつ勉強しつつ調べつつ作っていくことになる。
本という形になってみると距離感がまた変わって、ちょっと体感が違ってくるのはよかったところです。


感想

ひとつの活動に対して全体像がわかる

実はブログについての本というものを初めて今回一冊通して読んでみた形になります。
ブログに限らず、個別に「この部分の設定はどうやるんだろう」とか「読みやすい文章にするにはどうしたらいいんだろう」とは知りたいことはwebでその都度検索した方が速くて便利です。
一方で、まとまった本を読むと一つの活動についての全体像が分かりやすいのがよいところですね。

初心者はとりあえずやってみるのにいい

全くのブログ初心者である場合、
何事もやってみないと始まらないというところで、「とりあえずやってみる」のにちょうど良いかと思います。
まずはひとつひとつ書いてある通りに進めてみる。理解と実践をしながらで。

ある程度分かる人は自分軸に合わせて取捨選択しながら

一方、ある程度知識や経験がある人、または自分の好みがハッキリとある場合。
自分のやりたい方向性に合わせて、やるやらないの取捨選択をしながら読んでいく形になると思います。

はてなブックマーク、Twitter、Facebookページなどなど。
基本的に活用できるものは多く紹介されているので、その中でも自分に合う合わないというものはある。
何かに意識を向けるということは、そこに継続的なメンテナンスや更新が必要な場合はその分時間や手間のリソースを割くことにもなります。
そこの判断は自分自身に合うか合わないか、やりたいかどうか、ブログの方針などに照らし合わせて決めていくところだと思います。

注意点:webは情報更新が早いので数年前の本では情報が古い部分もある

これはこの本に限った話ではありませんが。

インターネットや機械技術関連は特に情報の流行り廃りが早いと思います。
FLASHがもう使えなくなったり、電話会社のプラン的に携帯のガラケーが使われなくなる日も近い。

ブログの影響のあるところだと、テンプレートであるテーマにももう配布をしていないものが出てきている可能性だってあるかもしれない。
そのため、こういったWeb関連の本のジャンルによっては、数年前ではもう使えない情報が載っている場合も大いに有り得る。それを踏まえて確認を取っていく必要があります。

こぼれ話が面白い

本文全体としてはブログのやり方について丁寧に分かりやすく説明している構成です。
ある程度ブログをやっている人にとっては、この章の項目の終わりの一言コラムみたいなコーナーが面白いのではないかと。
人の体験談は参考になるし面白いということですね。
著者のブログがどのように発展してきたかだとか、妻に記事をチェックをしてもらっているだとか、結構その部分が面白かったりしました。

おわりに

情報ノウハウが多く出回っている今、多くの分野で非常に急成長をさせやすいように思います。
そんな中、著者のブログはいろんな分野をまたぎながらじっくりと育ったそうです。

テーマを変えたり、2006年から運営していたりと、結構それだけでもすごい。
継続は力なりということで勇気づけられるかもしれませんね。


タイトルとURLをコピーしました