『望む現実は最良の思考から生まれる』の感想と自己啓発本の読み方

読書

本の概要

ご機嫌でいることで現実を変えていく。そのための思考の変え方や考え方、コツなど、より現実を良くするためのコツがたくさん乗っている、自己啓発本に分類される本です。

より人生を自分の願った通りに生きていく。
できるだけポジティブになもので満たしていく。
そういったことを伝えたいと、著者はInstagram などでの活動もしている方ですね。
英文になりますが、お悩みのに対してのコメントが投稿されたりしています。

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感想

今の自分が気になった部分はそれぞれ

こういった本は、その時の自分にとって気になる箇所がそれぞれあるもの。
後で読んだ時はまた気になる場所って変わってくる。
何か直感的に気になって手に取った本は、その中に今必要な教えがあったりする。
このブログを書いている人がこの本を手に取ったきっかけは、本屋の店頭で気になったからでした。

チャンスというものが「行動」という形でやってくる場合がある話。
例えば、「ハワイに旅行に行きたい」と願ったとして、旅行代の現金そのものがやってくるのを引き寄せの法則的には想像しがちなのだけど、
近い時期に別の何かが手に入って、それを売ることでお金が調達できたりする…。
何かしら、別の行動がワンアクション必要になる。そういう場合がある。

これがなかなか、そうかもとしれないと感じたのと、
同時にチャンスを見過ごしてしまっているケースは多いかもしれないと。

そして時間の話。
よく言われるのが、今を生きる時間には「今」しかない。
言葉だけだとピンとこないことも多いかもしれません。

「未来」は訪れた瞬間には「今」になる。
そして次の瞬間には「過去」として過ぎ去っていく。

であれば、「楽しみにしている未来」ってを今を生きていないことになる。
楽しみや生きがいがあるのはいいことだと、当然のように思いがちなのですが、そう言われてみると週末の楽しみのために平日をやり過ごす形であれば、どこか不健全だって思うわけでして。
もちろん、楽しみのために今もしっかり見据えて、楽しみながらがんばるぞ! ならすごく素敵ですね!

自己啓発本の読み方について

自分の経験や実践と照らし合わせる

自己啓発本は数多く出版されています。
それでいて、書いてあることの本質は案外と言葉を変えて同じことを言っているパターンが多い。
ある程度数読んでいると気がついてくるんじゃないかなと思うところです。

その上で、どう読み、どう活用していくか。
自分自身が経験してることやその時の問題点は人それぞれ違うので、どこがグッとくるポイントなのかが変わってくる。
それを照らし合わせながら、今の自分に必要な問題点の解決のヒントをもらっていくことができます。

知識、経験、実感へ

「何事も行動」とよく言われているわけですが、ただ読んでいるだけだと知識止まりになることもあるでしょう。

実際にやってみる。
そうすると経験として、もっと実感を持って理解して、味わうことができる。

それに、もしその問題についてもうクリアしていれば、これはもう自分にとって問題にならないことだとハッキリと気づくことができます。
是非、クリアできてる自分を褒めてあげてくださいね。

行動しないと意味がない

本当によく言われることが、行動しないと意味がないということ。
特に習慣は根付くまでやらないと意味がないぞと。

ただ一気にやるとやろうとして、なかなかうまくいかないということはある。
何かをやり遂げること自体にまだ慣れてないと思う人は、負担の少ない部分からやっていくといいのではないかなと。

全く文章を書いたことはない人が「毎日日記を3ページ書け」と言われたら結構しんどいと思うんですけど、3行ダイジェストからはじめる、といった形を自分に許すのも時にはアリです。

気分を盛り上げるバフとしての活用

行動しなければ意味がないと言った後にはなりますが、一方で本を読むメリットとして、ポジティブになれるのは意味があることでもあります。

今回紹介したこの本自体が、グッドバイブス―良い波動を出すこと。ポジティブな気分の良い波動で、良い現実を作り上げていく重要性について書いてあります。
気分を変え、モチベーションアップするにはなかなかに意味のあることです。

たとえこのままでは良くないなと思っていたとしても、そこにちょっとポジティブなを変えていこうという前向きな気持ちがあれば、もうそれでその本を読んだ意味っていうのある。

ゲーム用語にはなりますが、強化バフをかけるイメージですね。
とはいえ、やはり一時的なもの。テンションが上がれば、デフォルト状態まで下がるのは自然。
そこをしっかり定着させるには、やはり行動は必要になってくるところです。

読み返した時に、気になる場所が違ってくる

同じ本でも読み返すと、気になる部分や目に入る場所が違ってくる。
こういうところが時間経過で再読してみる時の面白いところです。
自分が変わって成長したりした証拠なので、それを本を通して実感することができる。

そういった意味では、自分にとってのとても気に入っている一冊を持っておくのはいいですね。
好みとは別軸で、ベストセラーとして殿堂入りしているような本などは情報力と説得力、そして普遍的な知恵があるので、そういったものを基準のひとつとして持っておく。
そういうじっくりとした本との付き合い方も素敵です。

おわりに

誰もが自分で自分の生き方を選び、より生き生きと日々を過ごすことができたら素敵なことです。
落ち込んでいるときがあったとしても、望む現実が自分で作り出せると信じられるようになればとても強い。
そんな一歩になる、いいヒントや手助けに出会える本だと思いました。

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