『前祝いの法則』の感想とよかったところ

読書

本の概要

予祝という言葉は辞書にもある言葉でして、「前祝い」のことです。
もう、いい起こる前に、先に祝ってしまう
日本古来でお花見をしていたのは、秋にたくさんの実りが訪れるようにという願いもあったそうです。
先に祝ってしまうことで願い事を叶えていく。
そんなコツややり方、体験談がわかりやすくたくさん書かれている本です。

話しかけるような語り口で進んでいくので、非常に読みやすい本だと思います。
特に有名人の体験談が多いので、様々な実例を読むのもまた楽しいのではないでしょうか。


感想

ちょっとしたシンクロの話(野球)

この本を手に取ったのはたまたまなのですが、少し前に全く関連のないところで学生時代には野球をしていた話をする機会がありまして。
この本では高校球児の甲子園出場のコンサルを行った話題が多い関係で、野球の話が多いです。
なんだかちょっとしたシンクロと言いますか、関連を感じた次第です。

スポーツをやってない・好きではない人だと、甲子園の話題はちょっと共感がしづらい部分が正直あるかなと思っていたのですが、事前に思い出したおかげでより楽しく読むことができたかなと思っています。

とてもわかりやすい/入ってくる部分がまちまち

とにかく内容が非常にわかりやすいです。
わかりやすい一方で、ワークの種類が多く(だいたい予祝ですが!)本を読んでいて入ってくる部分とそうじゃない部分っていうのはあります。

ですが、ある程度その人の段階に応じたコツも書かれていますのでご安心。
自分にとって入ってくるところからちょっとずつ進めていくのが良いのではないでしょうか。

陽が強い/自分を肯定するコツもあるよ

なんていっても前祝いというだけあって、実現していない段階から喜ぶ。
テンション高めで、陽が強い内容になっています。
ちょっと今の状態が苦しくていっぱいいっぱいの人には、「いやいやどうやってそのテンションに持っていけばいいんですか…」と思うかもしれません。

まずは自分を受け入れる段階から進めていきたいような人にも、自分を肯定して受け入れていくところから始めるコツについても書かれています。
具体的な願い事がなかったりする場合のことも書いてあります、大丈夫です。
自分ができることをところから試してみる具合でOK。
個人的には、一番最後の「おまけの話」が私は好きですね。

覚えのある予祝体験について

さて、予祝に関連するような体験が今まであっただろうかというところで、ちょっと思い返してみますと。

学生時代に、雰囲気が異様にポジティブなクラスになったことがありまして。
それがちょうど受験の時期だったのですが、前祝いをした経験が直接あるわけではないのですが、そのポジティブな雰囲気でかなり受験の成功率が高かったんですね。
なので、場の雰囲気というものはすごく大事だなと感じました。

また、ワクワクする願いごとの方が叶いやすいことについて。

様々願いごとを書いてみたりする試みをやったこともありますが、その中に「身一つで空を飛びたい」という願いを書きました。
ヘリコプターなどの乗り物に乗ったような状況ではなくて、あくまで自分の身ひとつでていう感じが良かったんですね。
で、それを書いて忘れていた。けれどそう遠くない頃合いに、海外旅行でパラセーリングをする機会が得られた。当時パラセーリングがどんなものかさえ知らずにとりあえずやりましたので予定にはなかった。
遊んだ後に「そういえば空飛びたいなんて願ってたなー」と後から思い出しました。
純粋にワクワクする願いごとは叶いやすいなと実感した経験のひとつですね。

おわりに

前祝いの本という内容でしたが、それ以上に今の現時点での自分が喜びを感じていくことの大事さについて改めて感じることができた本でした。
なかなか楽しい気分になれて、気軽に試してみようと思える本で、しかも読みやすいので是非どうぞ。


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