使命がわかる、ひらがな50音・名前のことだまの本の感想とよかったところ

読書

当ブログは書評メインのブログではありませんが、時折本のご紹介をすることがあります。
過去に読んだ本を思い出して、比較的誰にでもご紹介できるような汎用性の高い本ってどういうものがあるかな~と考えた時、浮かんだものはこれでした。

ことだま50音のよいところ

誰もが名前を持っているから、広く多くの人が興味を持って楽しめる内容

名前の診断といえば、四柱推命といった、漢字の画数で分かるものが有名な気がします。
名前の画数の診断は、良くない画数という概念が出てきます。
そんな名前なんて変えようのないもので、悪いと言われるのもあまり気分がいいものではありません。
でもこのひらがな50音の名前のことだまにおいて、悪い意味なんていうものはないわけです。

五十音の言霊では、ひらがなの50文字ずつ。
それぞれによい意味を見出していくのが言霊の50音の特徴です。

そもそも言霊とは「言葉の魂」と書き、言葉にも力が宿っていると考えられる文化。
言ったことは現実になるから慎重にしたほうがいい、といったことをうっすらとでも感覚で理解しているからこそ、怖くもなる。
これもある意味言霊が信じられているからこそだと思います。

冒頭で汎用性が高いと言ったのは、なんといっても人は誰しも自分の名前を持っている。
そういう意味で、誰にとっても自分事として、興味をもって楽しめる内容なのではないかというところです。

ひらがな1音ずつなのでわかりやすい

ひらがなの1文字ずつの名前になると、漢字の画数よりもずっとシンプルに分かりやすい内容になります。

例えば、「か」が風や香り、神など、目には見えない力のあるものに縁がある言霊とされていたり、そういった連想ゲーム的に楽しむこともできる内容です。

自分の名前を好きになる

自分の名前が好きではない方もいらっしゃると思います。
名前をつけるのは自分ではなくて、親や誰かが決めたことになる。
あとは時代を反映した名前もあったりするので、それに対してちょっと色々思うところがある場合もあると思います。
古臭いとか、逆に前衛的すぎるとか。呼ばれるのが気恥ずかしいなんてことになっちゃう。

こちらの本では、名前の一文字ずつのその音の響きと意味を知って、また名前の中に自分の生きてる使命が隠されているという考え方が書かれています。
そういったものを知ると、より自分の名前を好きになれるチャンスになったりします。

ずっと生きている間、よほどのことがない限りは呼ばれることになるだろうそんな名前。
せっかくなら、好きになれた方が幸せなことだと思いますね。

感想

・1音ずつに意味がある
・言葉の意味も含めて、多重的に解釈できる
・名前の並び・位置にも意味がある

50音ずつにそれぞれ意味がある。
言霊として一つ一つの言葉に意味をある。

50文字で構成されてる日本語の1つずつの意味を知るだけでも、言葉に対して多くの解釈ができるようになってくる。
ちょっと深みを帯びていくわけですね。
語彙も増えます。
近い意味合いの言葉が複数あることも、なかなか興味深いものです。

名前の言霊においては、名前の並び順にもそれぞれ意味がある。

名前の一番最初の文字がその人の表として出てくる花のような部分。
それを輝かせるための土に当たる部分もまた存在する。
他の言葉の意味をより花開かせることによって、自分の名前と指名が輝いていく。

それぞれ名前が2文字、3文字、4文字~と文字数が違うと思いますが、そのあたりの読み方もちゃんと本には書かれております。

おわりに

自分の名前の持っている言葉の意味や、自分の使命に興味ある方。
あるいは読み物としても、普通に面白い本なのでご紹介しました。
是非、自分のお名前、そして身近な人のお名前の意味を紐解いてみて、楽しんでくださいね。


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