過去と未来の引力「今を生きていない」

ココロのコツ

今を生きるとはよく言うけれど

「今を生きることの大切さ」というのはよく言われる言葉だけど、
時間というものは目に見えないこともあって、結構ピンとこないことでもあります。
過去は過ぎ去ってしまっているし、未来はまだ来ていない。
今という一瞬しか存在しないという考えもある…。
そんな一瞬一瞬の中で、今を生きるとはどういうことなのか。今回はそんなお話です。

過去と未来に引っ張られるとどうなるか?

・過去:未消化な重荷で現実がうまくいかない
・未来:先のために焦って浮ついてしまう

今を生きていない人が多いというのは、過去と未来に引っ張られて、
地に足がついていないような状態なのかなと思います。
両側からロープで引っ張られていて、その力で地面から浮いているような具合です。

今ある現実にあくせくしてるばかりではなく、
過去と未来に足を引っ張られたり、焦ったりしてしまっているのではないかと思うわけです。

やりたい!と思ってすぐに取りかかれる鮮度

実際リアルタイムとは、鮮度がある状態なのかなと思います。
情熱的で鮮度がある状態。

パッと「やりたい」と何か思いつく。
それを「すぐやるか」「後でやるか」の違いがある。

「すぐやれる人」は、普段から過去と未来との重荷がクリアになってる人だと思うのです。
何も余計なことを考えず、現実だけに目を向けられるようになっている。

「後でやる」という場合、過去に決めた出来事をやらなければならないというタスクが残っている。
過去から引っ張られた時間の中で、今を生きている。
結果、今思ったその何かを、すぐに着手できず、鮮度は落ちていく。
ちょっとずつ遅延していく。
リアルタイムじゃなくなっていくわけですね。
自覚して、それらを消化していくのもひとつ大事なことではあります。

リアルタイムの楽しみの重要性

流行り物などでもそうですが、「リアルタイムで遊べること」もまた一つ大事なことなのかもしれない。

今追いかけているアーティストが、1年後、2年後にまだ活動してるかはわからない。
ソーシャルゲームもサービスが終了したらアクセスできなくなる。
協力・対戦要素のあるゲームに関しては、流行っている時期ならいろんな人と新鮮な気持ちでワイワイ遊べる。

気になった時がやり時ですが、そういったリアルタイムの時期というものがあります。
時期を逃さずに楽しむことができるのも、今の時間を楽しめているからこそです。

おわりに:まずは過去を消化するのがオススメ

実際に、過去や未来が気になって浮ついてしまっていてしまっているなと感じる時、
なんだかうまくいっていないことが多いなと感じているならば。
とりあえず、まずは過去から消化するのはいいのかなと思います。

思考の癖や、同じようなパターンで友達と喧嘩別れしてしまうといった、そういうパターンを見つけていく。
過去をクリアにして消化すると、今が楽になって、結果的に未来もどんどんいいものになっていく。
もし片付けたいと思うのならば、まずは過去から手を付けるのはオススメです。

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