【艦これ・刀剣乱舞】感想と他ソシャゲとの違いについて

ゲーム

「艦隊これくしょん」「刀剣乱舞」
この2つは非常に有名かつ、息の長いゲームなので、概要などはざっくり省きつつ、実際に触っていて他のソシャゲと異なる点について感じたことを書いていきたいと思います。

ゲームの特徴

イベントがスローペース

ソシャゲ・ブラゲのイベント開催ペースは「1週間、或いは2週間ごとに途切れなく」というものが多いですが、艦これ・刀剣乱舞の期間限定イベントの開催ペースはもっと緩やかです。
なんなら、イベントがない空白期間があることも。

刀剣乱舞の方はサービス開始から5年経ち、イベント開催頻度や種類も増えましたが、
復刻開催や稼ぎ系の場合、今回は走らなくてもいいかなと判断できるイベントも多いです。

何より艦これ・刀剣乱舞の場合キャラクターを一度回収すればOKなので、他のゲームに比べて必死になってイベントを走る必要性が薄いです。
(複数入手のメリットもあるにはあるが、同キャラを重ねてレア度upなどの重要なシステムとは関係ない)

思えば刀剣の方ではゲームが開始された当初からまだ実装されてない刀の名前を呼んでる方は何名かいらっしゃいましたが、まさか2年近く後になったりするなどとは正直思ってなかったりもして…。

5周年となった現時点で実装されている天下五剣が3名と、実装ペースはとても緩やか。
週ごとにイベントを回すようなソシャゲとはまったくタイプが違います。

そのため、他のソシャゲが忙しいと感じる方は穏やかな気持ちとペースで遊べるかもしれません。
イベント期間外は急かされずに自分のペースでプレイできるのはいいですね。

改良アップデートが少なめ

私はこまめにUI改修してくれる運営さんが好きですが、それはそれ。
「うちはうち、よそはよそ」ということですね。

3年以上経ってから再ログインしてみてあまりに変わってなくて妙な感動を覚えたりも。やめたユーザーが復帰しやすいくらいには変わっていないです。

とはいえまったく何もしないわけではなく、時々思い出したかのように改良が入ると大変感謝されているのを見かけます。
(まぁ早く手をつけてくれとは思わなくもないですが…)

しかしこれ、よくよく考えてみると、ゲーム外で利益が得られるコンテンツなので、ゲーム内の改修をこまめにしなくても平気なんだなぁということですね…なるほど。

ゲーム内課金要素が薄い

いわゆるガチャの仕組みが多くのソシャゲとは異なります。

課金限定アイテム(石)でガチャを回すのではなく、時間による自然回復の「資材」を消費する形式です。

時間さえかければいずれは、ということです。

資材にも課金はできますが効率は非常に悪く、課金するならば永続的な施設拡張に少額行えるようになっています。
(主に、枠拡張・治療施設・キャラ作成施設など)

確率で望んだものが手に入らない可能性のあるガチャよりも、投資した分がちゃんと役立つ有意義な課金の方が望ましいと感じられるシステムです。

ログボ・デイリーミッションが貴重すぎない

そもそもログインボーナス自体がないようなものではあります。

キャンペーンが行われることもありますが、取り逃したらもう二度と手に入らないと後悔するようなものがあまりありません。

長いこと緩やかにでも継続してプレイしていればまかなえるものが大半。

リアルが忙しいときは迷わずそちら優先できますし、悔いなくスルーできる。
完璧主義やコレクター的なモチベーションダウンを味合わずに済みます。

ジャンルの特徴

(ユーザーの)想像力がすごい

先にユーザーのファンアートを見たことがあった身として、ゲームをやってみて最大に驚いた点になります。

『ゲーム画面上のシーンの少なさ』

ボイスや外見からはそれなりに性格や関係が伺える情報があって、戦場で戦ってくれる彼らに愛着も出てくるのはバッチリです。

しかしゲーム画面でキャラが表示される場面を雑に数えてしまえば2点。
「拠点でのメニュー画面」「出撃後のMAP画面」

キャラ同士の会話が発生する回想もセリフはそう多くはありません。

実際にゲームを触ってみて思ったわけです。
よくこれだけでいろんな妄想と作品が生まれたな??

いやすごい。
これはもうね、いい意味で非常に驚いたポイントであり、すごく褒めてます。ユーザーを。

なんでも受け手の想像力に任せればいいわけではないですが、ある程度想像の余地を残した作品の見せ方は大事だなと思わせてくれます。

史実ネタが絡むゆえの情報量の多さ

さて、ここでひとつ影響しているのが、史実ネタの含まれる(厳密には擬人化ではないのだけど)擬人化ジャンルだという点。

説明しなくても前提になる設定が多い。
その分情報量が多くなる。
ユーザーが想像で補う部分もある。
すべての人がそうとは言えませんが、どうも見ていて史実に強い方は考察も深い印象があります。逆に史実を知らない場合でも、新たに知っていく楽しみがある。

きっと愛着を持ってプレイしている提督や審神者にとっては、
ゲーム画面以上のものが見えていて、生き生きと彼らが生活しているのでしょう。

このゲームにハマるといいこと

歴史と文化に詳しくなれる

好きなものへの興味はとてもいい吸収力を発揮します。

ゲーム内で関わりのある元ネタの逸話やスペック、造形に留まらず
日本文化、歴史、四季、色の名前だとか、言い回しであるとか…
連鎖的に増えていく知識の幅はなかなかのもの。

これらは言ってしまえば雑学。
しかしそれらは人生を豊かにしてくれる知識とも言えます。

艦これだと海と軍艦に焦点を置いている分よりマニアックに、刀剣だと歴史を遡る戦いなので日本文化に幅広く詳しくなれます。

好きなものを追いかけながら、自然と詳しくなっていくのは趣味の充実を得られて楽しいものですね。

すぐにサービス終了しなさそうな安心感

極端な話ですが、データ上のサービスは終わってしまえば手元にモノや形が残らないとはよく言ったもので、寂しいですが事実ですね。

そのため、ある程度人気があって安心して追えるというだけでも貴重なのではないかと感じてしまいます。
もちろん、運営の色々な面(サービス面、ゲームの難易度、対応、新要素の出し方などなど…)で万人に不満なくサービスを提供できることは難しいでしょう。
でもその中でもどこからしらに安心感を覚えることができるか。

ブラゲ・ソシャゲというジャンルにおいては、
安心できる運営であることもひとつ大事なチェックポイントだと感じます。

おわりに

マイペースにプレイしたり、離れても復帰しやすいゲームだと思います。
ガチャよりも永続的な施設への課金要素などは、他のゲームでも取り入れてほしいなと思う部分ですね。

ダウンロード・リンク

【PC/ブラウザ版】

DMM GAMES


【アプリ版】

・「艦これ」Android版アプリは「DMM GAMESストア」よりダウンロード

刀剣乱舞-ONLINE- Pocket
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開発元:DMM GAMES LLC.
無料
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