ガチャや確率ドロップ、ダイス目などのランダム・運要素。
欲しいものに限って来ない、通称「物欲センサー」と呼ばれるくらいには多くの方がそういう思いをしたことがある現象。
物欲センサーを振り払って欲しいものを得るコツはないのか?
また、時にはこういった切り口から、世界を形作る意識的な仕組みが紐解けたりもするのだろうかと考えてみる。
そんな、もっともらしい考察と根拠のない体感が含まれた読みもの記事です。
例によって、この記事の内容を信じても、一切の責任を負えませんのであしからず。
物欲センサーとは?
そもそも物欲センサーとは何か。
ある意味、ジンクスや思い込みといえばそうですが…「欲しいものに限って来ない」
お目当てのものの排出率が下がっているように感じる現象のこと。
ドロップアイテムやガチャのキャラクター入手などで、特によく感じる要素です。
そもそも物欲センサーはあるのか?
そもそも物欲センサーが存在するのかという話。
・知らないorノーマークなキャラばかり出てくる
・狙ったキャラと別のピックアップがよく出る
そっちじゃない! というやつですね。
体感時間が長いから、物欲センサーに阻まれているように感じる。
欲しいと思っているからこそ、なかなか出てこない。出てくるまでが待ち遠しい。
普段は特に意識してないから、ドロップするまでの待ち時間を感じていない。
欲しいものに対しては、手に入るまでの時間を意識することになるから余計に長く感じる。
これは実際に計測をしてみるとよいのかもしれません。
結局のところ確率は数で収束するとされる。
たまたま落ちない時に意識してしまっただけで、トータルの数としてみると実は変わらないのかもしれない。
つまり主観の問題であるとする説です。
乱数調整と流れ
「流れ」はある気がする
よく乱数調整、流れを意識してのゲン担ぎが独自にある人もいます。
逆に、そもそも流れって何だという方もいるかもしれません。
この話になると、「運」というひとつの大きなテーマになってしまうところです。
風水や成功論、ギャンブルなど数多くの分野で推論や実践が為されている。
個人的な意見としては、流れというものは実際にあるような気はします。
自分の準備と関わらず、物事すんなりと進む時とそうでない時があったりもします。
…それはさておき。
デジタルデータにおいてどうやって作られているか?
それに向かうにあたってどうしたらいいか?
少しずつ考えていきます。
ランダムな数字も人工的に作られている
確率は確率。
しかし引くタイミングは選べる。
プログラム上、乱数が日付などから作られている場合もあり、
ある程度タイミングで調整も可能なのかもしれないし、そんな簡単な話ではないのかもしれない。
あとこれはちょっと良くない系の話ですが、数がオープンでない以上、運営側がその時によって確率を弄っている可能性もまぁゼロではない。
…とはいえ、そこ言い出すとどうしようもないので、陰謀論はここまでとしますが。
ジンクス:ガチャを引く時の気分について
これに補足すると、「観測者のいない状態」にすること。
「観察者効果」という言葉がありますが、ざっくり言えば見ているだけで変化してしまうという現象。
物欲はまさにそれが欲しいと意識している状態なので、意識しなければセンサーの発動を抑えられるのでは、という試み。
うとうと寝てたとか、連打してたらつい引いちゃった! など。
周回ドロップ狙いの時、画面から目を逸らしていた時に限って手に入る現象には物欲センサーの存在を感じてしまいますね。何度か経験しました。
当然と言えば当然ですが、衝動的に無性に引きたくなる時を指します。
残念な負け方をしたり、物欲センサーが一番働いている時のような気もします。
潜在意識と引き寄せの法則からの考察
このあたりはよくスピリチュアル路線の本で言われることのある内容ではあります。
【潜在意識】
普段意識していない領域の意識。
見聞きした記憶をはじめ、多くの情報がそこに蓄積されているとされている。
例えば赤信号だから止まるといった日常的な行動においても、いちいち意識せずに自然にできるようになっているのはこの潜在意識の学習のおかげ。
運の良し悪しにクセがついているような気がしたら、ここにイメージが溜まっているかもしれない。
【引き寄せの法則】
願望成就や欲しいものを手に入れたい時のコツのひとつ。
具体的に入手したいもののイメージをすることで、欲しいものを引き寄せる。
気分よく、よいイメージをして宇宙にお願いする。
思っていれば来るとは逆の結果なのは何故?
引き寄せの法則から言えば逆に感じるところですが、
思っていれば来るはずならば、なぜ来ないのか。
一案として、探し物ほど見えなくなっている現象に近い気がします。
例えば、鍵を忘れて探しているとして。
実は机の上に置かれているのに、それが不思議と目に入らないということがある。
見つかった時には、そんな目の前に! とビックリしてしまうようなことです。
探していれば見つかるはずなのに、どうしてかそれが目に入らない。
執着していると逆によくない、と呼ばれるものに近いでしょうか。
なんとなく事前に結果がわかる時があるのは何故?
ガチャを引く時、ドロップする時。
なんとなーく事前に結果がわかる。
レアリティの演出で「これは金色になるな」「白っぽいのが来るな」となんとなくピンとくることってあります。
これ、原理がわかるなら活用したいですね?
根拠が判明すればすごく利用したい直感です。
繰り返し何度も見ている経験であれば、潜在意識に蓄積された記憶といえばそう。
何度も見てるからこそイメージができる。
経験がある事柄なら、潜在意識の記憶の可能性もある。
引き寄せの法則を活用するならよいイメージトレーニングができていることになるでしょうか。
物欲センサーへの対策案
では実際に、物欲センサーにどう対処したらいいか。
自分もいろいろとドロップに対して向き合いながらやってみたことを考えつつ、案をあげてみたいと思います。
意識しないようにする
意識しないようにすること。
いきなり無我の境地か? と思いそうですが、メリットがいくつかあります。
待望の時まで待ってる間が長いので、意識しないで周回作業をすることで待ち時間をそもそも無かったことにできる。
物理的にはプレイ時間はかかっているけど、体感的な時間がかかってないのでドロップしてるまでそんなに時間がかかっていないと思える。
もう1つはややジンクスや観念に近いですが、
執着してドロップしにくくなっているという状況を回避することに繋がるという考えです。
無心になるためのコツ
実際無心になるにはどうしたらいいか。
ゲームのドロップ目当ての周回作業であれば尚更。
何か簡単な別のことをしながらやるといいです。
考えなくてもできる作業や、ちょっとした卓上周りのお掃除でもいいです。
環境のある方は、ゲームの生放送配信や、友人と通話をするといった気の紛らわせ方もいいかもしれませんね。
そのゲームの中での、落ちないという気持ちに対して集中しないこと。
逆に別の作業を挟まず、周回作業だけにひたすら意識を向ける。
その上で無心になるというちょっと瞑想のような方法もあるにはあるのかもしれません。
書いておいてなんですが、私自身瞑想をやる人間ですがちょっとその方法は会得していないので…ここで具体案としての体験談を話せないということでひとつ。
少なくとも無心になれてしまったのであれば、意識していないその瞬間執着は消えているのは間違いないでしょう。
もし誰か、無心になったら落ちるようになったという経験則があったら…ちょっと面白いかもしれません。是非聞いてみたいところです。
試行回数・数で殴る
試行回数は正義ということで。
確率は収束する。
ずっと続けていればいつかはどうにかなる。
単純に数を重ねることですね。
ただこの場合、課金ガチャのキャラに関しては金銭が絡むのでご利用は計画的に。
こういう時に天井があるゲームだといいですよね。
天井しかり、確約があるというのはやはりひとつの安心感になるので。
運営への信頼度も地味に上がったりするポイントです。
「数をこなしていればいつかは出てくる」という考えもまた、出てこないんじゃないかという不安を振り払う方法になります。
長期を覚悟する
長期戦。こちらは数で殴るのと似たような案になりますが。
時間がかかってもいつか来るだろうという心構え。
(期間限定とかではなければ)腰を据えてやっていこう。
ゆっくりやるか、集中して一気に集めるんじゃなくて小刻みでもいいやという感じでやっていく。
長期戦を踏まえる場合は、他のことにも目を向けられる余裕が生まれます。
これをゆっくり狙いながら、じゃあこっちもやっていこうみたいな広い視野で進めることができるというのはメリットかなという気がしますね。
期間限定の場合は…復刻待ちという選択肢を考えることになるでしょうか。
今手に入れるのと、復刻待ちでもうちょっと準備を整えて手に入れるのと、
どっちが今の自分に可能で、メリット・デメリットはどうなのかを一旦落ち着いて考えるのもありです。
この辺りは各コンテンツのアップデートに左右されるところ。
特に戦力強化目的の場合、いずれは着実にインフレしていくので悩みどころではあります。
すごーく好きなキャラだという場合は、また別の判断になりますが…。
他者にゆだねる
執着が邪魔をしているなという感じがするのであれば、もう他人に引いてもらう。
そのゲームをやっていない他人でも、嫁でもいいし、親でもいいし、友人でもいい。
ゲーム関連のオフ会した際に、みんなの前で一発引いたり、他人に引いてもらったりすることもありますが、これはこれで普段と違った感じになるので面白さがあります。
人による引きの傾向が違うのが、また楽しめたりするのかもしれない。
この人本当に魔法使いばっかり引くんだな!! とかね。
徳を積む
ゲーム外の別のところで徳を積んでおくという考えもあります。
ちなみに友人でそれを実践しているタイプの人がいます。
これは純粋に気持ちいい考えだと思います。
この徳を積んでおくために実際に良いことするわけでして。
自分も気持ちいいし、それによって気持ちよく欲しいもの入手できる準備や心構えができる。
受け取った時には、それに見合うことをしてきた自分自身に対してちょっと誇りを抱ける。
そういう考え方もあるんだなと感心したので挙げておきました。
他のことを片づけておく
迎え入れる準備をする。気持ち的にも、手持ち的にも。
物理的な部屋の掃除でも、目の前の仕事でもやるべきことでも。
何かしらを一端スッキリさせた状態で挑む。
キャラ入手目当てなら、他の育成を済ませておく。
他に育てるキャラいないから是非来てくれ! ということです。
この案は、気持ち的にスッキリするのと、実際活用してくという点では理にかなっているような気もします。
絶対勝つという信念を持つ
はい、とんでもない項目名が来ました。
知っている方にしかわからない例えで申し訳ないのですが、
「遊戯王」のデスティニードロー、引きたいカードを必然で引けてしまうあのノリに近いですね。
ここぞという時に、来てほしいカードが来てピンチをひっくり返すわけです。
一応こちらまったく無関係でこんなことを書いてはいません。
スポーツでも制作でも、勝てると思ってやらなかった時、気持ちが負けているといい結果に繋がらないという経験則があります。
できることのひとつとしてはいいイメージトレーニングをすること。
意識に定着していないものはスムーズにならない。
執着が物欲センサーを生むならば、これは矛盾しているのではないか?
執着と勝利への信念の違いとは何か?
これに対して推論を挙げるならば。
潜在意識の祖語(そのキャラがほしい:でも今そのキャラを所持していない自分)
理想と現実のギャップが少ないことでしょうか。
勝てると思ってる時は、
勝つことを信じ切っている・当たり前に思っている状態。
ギャップがなくなっているという点が大きな違いのように感じます。
プラセボ効果をはじめとした、思い込みの強さがあるタイプの方は向いてそうな策です。
引けない気がするときは素直に引かない!
逆に引けない気がするという悪い方の勘が働く時もあります。
まずそこに気づけるかどうかというのが大事なところ。
気づけたのなら、それはもうそれだけですごいことです。
そしてそういう気配がした時は、何よりもまず一旦手を止めるのが良いかもしれません。
残り時間5分とかそういう時でなければ、一旦ちょっと別のことをする。
お茶でも飲むなり、シャワーでも浴びるなり…何でもいいですがちょっと気持ちを切り替えた方がいい。
なんとなく来ない気がするときは引かない。
最初から気持ちの上で負けているような負け戦からは手を引くのがいい。
機を改めましょう。
乱数的には数分後でも状況が変わっているかもしれない。
そう思えば、引けない気がするときは素直に撤退して気分を変えるのがベターでしょう。
おわりに:楽しみながらできたらいい
以上、物欲センサーについてあれこれ考えてどういうものかを考えてつつ、できる対策はないかもついでに考えてみました。
私個人の対策としては、「ながら作業でもして意識を別のところにやって、画面を見てない時に入手するのを待つ」とのがメインの対策です。意識しない系でやっています。
対策に関しては、面白い事に人それぞれ向き不向きや、流れの違いみたいなのがあります。
そこはうまいこと、自分の向いている対策をしたらいいのかなと思いますね。
あわよくば、物欲センサーで落ちないことさえもネタできるといい。
ネタにして笑ったり、生放送配信や友人と一緒にワイワイ言いながら楽しんでみたりだとか。
ドロップやキャラ入手に関しては、ゲーム性にも拠りますが、手元にくる順番に物語を見出したりする。
そういう遊び方もあるので、物欲センサーに振り回された出会い方も含めていろいろと楽しめたらいいですね。