やめられないのは、損をするのが怖いから

行動力を伸ばす

何かやめた方が良いと薄々思いつつも、なんとなく続けてしまっている。そういうことはよくあります。
その裏には、本当はどんな理由があるんだろう?
今回は、そのひとつについてのお話しです

失敗・損をしていたのを認めるのが怖い

・片づけをして物を捨てられない時
・何かに依存的になっていて、でも止められない時

依存の対象は様々ですが、そんなに楽しくないなと思っているゲームを惰性で続けてしまっていたり、
「いつか着るかも」と思いつつそんなに着てない服がある。
でもとりあえずキープに入れてしまったりする…。
そういう微妙な位置のもののこと。

これらを手放すことができない理由の一つには、
「過去の自分がした失敗=損をしたということを認めるのが怖い」のではないかと思いました。

失敗を認めるのって、結構怖いことです。
今まで無駄にしてきた時間がある、そのことを直視してしまう。
それが恐ろしいというのは、実は隠れている理由の一つなのかもしれない。

損切りできない

これはギャンブルにおいて「次は勝てるかもしれない」と勝負を粘り続けてしまったり、
投資で損切りができないのと似ているのかもしれません。

よくある例えで、「つまらない映画があったとして、もったいないからと見続けてしまうとチケット代に加えて、さらに2時間損することになる」
なんていう話があります。

そうは言いますが、途中離席をしてもよかったという発想に至らない方もいるかもしれません。
なんか面白くなさそうだと気づいても、もしかしたら最後まで見たらどんでん返しがあるかもしれないし…と思ってしまうのもそれはそれでアリ。
だから、見切りの判断がすぐにできなくても、それはもう仕方がないことです。

続けることでさらに大きなコスト(時間)を払うことになる

ただ、うっすらとつまらないという感情になったり、損をしていると思った時。
続けてしまうことで、さらに大きなコストを払うことになるのは知っておいた方がいいのかもしれない。

何よりも大事なのは時間。

 ・時間=人生=寿命

お金より、健康よりも、時間に関しては今の現代において買い戻したりはできないとされています。
自分の時間をどのように使うか直視するのは恐ろしいかもしれませんが、やらかしを認めることでより身軽に進めるようになることもあります。

今の自分が再判断して、アップデートする

それに、過去の失敗という言い方をしましたが、当時はどんな理由であれ、それを選んだわけです。
そして楽しんだ時間を過ごしたかもしれない。
今の自分に合わないだけで、そこまで否定することはないのです。

改めて、今は必要ないなと決めていく。
「当時はありがとう!」と思って、手放す。
ひとつひとつそうして選んでいくと、心地よく軽く、前に進めそうですね。

 

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