大量のタスクを少しでも気楽にするコツ

行動力を伸ばす

やるべき作業、やりたいことが色々ある。作業と言っても、単発で一つの工程で済むような作業って意外と多くはなかったりしますね。
料理もレンジでチンする、袋を開けてパンを食べる。これなら非常に工程が分かりやすくてシンプルですが、実際にちゃんと作るとなると、材料を切って、下ごしらえをして、煮たり焼いたりして、洗い物を片付けて…と実に複数の工程が必要になる。
単純に一つの工程だけやればいいっていう風にはいかないものですね。

そういう作業がたくさんある、または例えば単純な作業だったとしても、その量が多かったりなどもする。
そういう時にできるだけ心理的負担を減らして、少しでも気楽にやっていけたらいい。
今回はそんなコツについてのお話です。

たくさん山積みだとしんどいので、小分けにする

基本的には、タスクの量が少なかったり、
次何をすればいいかっていうのがはっきりと明確になっている方が基本的にはやりやすいものです。
もしたくさん作業があるのだったら、まずはできれば小分けにして考える。

いきなり100万円貯金しようって思うとハードルが高いけど、
毎月1万円ずつ貯金しようとかだったら、
まあちょっとずつできそうな気になれる。

この例えだと、実際には経済状況次第な話ではありますが、
「なんかできそうな気がする」って思えるのがまず第一歩です。

目に見える量を減らす工夫

もし複数の工程で成り立っているのならば、何の作業をしていくのかを紙に書き出してみる。
そして、そこにある大きな山を切り崩してみるところから進める。
頭の中でだけで考えると、たくさんあるような気がしちゃうので、紙に書いてみるのがおすすめです。

実際に目に見える作業が明らかになったとして、次にその目に見えてる量を減らす工夫っていうのをしていきたい。
誰か頼めるお相手がいるのであれば、各々の得意な作業を分担するのも一つの手になってくる。

作業工程によっては、全部が全部丁寧にやる必要があるかというとそんなことはないのかもしれない。
省けるところは省いてみたりとか、減らせるなら減らす工夫をしてみてもいい。

フォルダに小分けして見た目を少なくしてみる

次に、視覚的な印象から減らす工夫をしてみる。

例えば、手がける必要のある画像が10枚あったとする。
フォルダに真っ白な画像が10枚あって、
「これからやりますよ~」という状態となると、すごくたくさんあるような気がして、
心理的には「こんなに作業があるのか…」という気持ちになる。

そこでフォルダの中に入れておく量を小分けにしてみる。
今週取り掛かるのは3枚。
来週はまた3枚といった具合に分割する。
全部を一気に入れておかないで小分けにする。
そうすると「10枚あるはず」のものが、視覚的に「あと3枚で終わる」という気持ちになれる。

先が見えると、あとちょっとがんばるかと思える。
長い階段を登っている時、先が見えないとしんどいものですが、頂上が見えてくるとあとちょっとだと元気になって、それまでより足取り軽く進めるようになったりする。そういう具合ですね。

気分によって選べる余地を作っておく

作業の内容がある程度のバリエーションがある場合。
工程によって好き嫌いなどがあるかもしれません。
なおかつ、作業の好みがあって、気分によって左右されるという傾向がある方の場合は、ある程度作業を選べる余地を作っておいてもいいのかもしれない。

例えば、漫画制作はさまざまな複数の工程から成り立っています。
ネタ出ししたい時もあるし、線画を書きたい時もあるし、トーンを貼りたい時もある。

その時の気分によってやりたい度合に違いが出てくるのなら、自分の気分がノった無理ない選択をしたっていい。
複数の作業を順番に一個一個仕上げていくのが向いている方はそれでよし。
ビルを描く作業が苦手だけど、次は背景をやらなければならない…という状況にならないようにしてみる。

心理的な余裕を持たせることによって、気持ちの負担を減らす工夫なんていうのはできるかもしれません。

おわりに

心理面の負担を減らすだけでもかなり出来るようになることが増えていく。工夫次第によってできることはたくさんありそうです。
なので、やりとげられない・進まないとお悩みの方は、心理面も含めて負担軽減する方向をやっていくといいのかなと思います。

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